フランス料理
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【これで安心】結婚式の試食会で確認しておきたいポイントを徹底解説

【無料で行ける】結婚式の試食会で確認したい料理のポイント徹底解説
ラング
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  • 試食会に行ってもどんな料理が良いのかわからない
  • どんな料理がゲストが喜んでくれるかわからない
  • フランス料理がよくわからない

ブライダルフェアの試食会に行っても料理を選ぶ基準もよくわからないし、そもそもフランス料理がよくわからないと思っている方は多くいます。

そのため試食会に行くときに最低限の予備知識を知っておかないと、ゲストが満足できない料理を決めてしまう可能性がります。

招待したゲストは披露宴の料理を楽しみにしています。

それだけに料理の満足度が低ければ、招待したゲストはあまりいい印象を持たなくなり、思い出が薄れてしまします。

この記事では料理業界で18年間料理人として働いてきた経験をもとに僕(ラング)がゲストの満足度が上がる料理を解説します。

この記事を読むことで結婚式のフランス料理のフルコースのメニュー構成と試食会での確認するポイントを知ることができます。

試食会で確認する料理のポイントを知っておけば、招待したゲストが満足する理想の料理に近づけることができます。

この記事の内容
  1. 結婚式場の試食会付きブライダルフェア
  2. 試食会で気をつけたいこと
  3. 試食会で確認しておきたいフランス料理の基礎知識
  4. 試食会で確認しておきたいゲストの満足度を上げる味と量のバランス
  5. 試食会で確認しておきたいシェフのこだわりの食材
  6. 試食会で確認しておきたい料理の見た目の印象
  7. 試食会ではテーブルマナーはあまり気にせずに
  8. 【確認ポイント】料理の温度感は美味しさを左右します
  9. オリジナルメニュー(プリフィックス)は可能か確認しましょう
  10. 個別の要望にも対応してもらえるか確認しましょう
  11. 【要確認】お子様用のメニューに対応しているか
  12. 料理のランクを確認する
  13. 試食会で確認しましょう!式を盛り上げる料理の演出は可能か
  14. シェフ(式場)のスペシャリテ
  15. 式の当日にシェフのメニュー説明はあるか
  16. 試食会の料理は頂く前に必ず写真に残しておきましょう
  17. なんで無料で試食できるの?
  18. 試食会で確認しておきたいポイントのまとめ
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結婚式場の試食会付きブライダルフェア

試食会付きブライダルフェアは、結婚式場を検討するカップルが、実際に提供される料理を試食できるイベントです。

結婚式当日の料理は、ゲストへの印象を大きく左右するため、非常に重要です。

試食会は、味や見た目、ボリュームなどを実際に確認できる貴重な機会です。

結婚式場の選定において、料理の質は重要な決定要因の一つです。

多くのカップルが料理の味や品質、プレゼンテーションを事前に確認したいと考えています。

結婚式場を選ぶ際に「料理の質」を重視するカップルの割合が高いことが明らかになっています。

また、試食会を経験したカップルの満足度が高く、結婚式場の最終選定に大きく影響を与えることが分かっています。

試食会付きブライダルフェアは、結婚式場選びにおける重要な判断材料を提供するイベントです。

料理の味や質、さらにはシェフの人柄やこだわりを直接確認できる機会は、結婚式を成功させるための大切な一歩と言えます。

ただし、試食会の内容や形式は結婚式場により異なるため、事前に確認しておくことが重要です。

また、試食会だけでなく、ブライダルフェア全体の内容やスケジュールも考慮に入れて、効率的に結婚式場選びを進めていくことをおすすめします。

試食会で気をつけたいこと

試食会は、結婚式場選びの重要なイベントです。失礼のない服装で参加し、マナーを守って試食会を楽しみましょう。

  • 服装
  • 時間厳守
  • 香水
  • 携帯電話

服装

結論試食会に参加する際の服装は、スマートカジュアルまたはビジネスカジュアルが推奨されます。

結婚式場はフォーマルな場所であり、試食会も結婚式の一部としての体験を提供するイベントです。

そのため、適切な服装で参加することが望ましいです。

時間厳守

時間は厳守しましょう。

試食会で提供される料理は、予約時間に合わせて用意してあります。

つまり一番美味しい状態になるように準備されているので、時間は厳守しましょう。

香水

香水はつけていかないほうがいいです。

せっかくの料理が香水の香りと混ざってしまい、料理の良し悪しが判断できなくなってしまいます。

携帯電話

携帯電話はマナーモードにし、携帯電話で写真を撮る場合は、マナーとしてスタッフに一言いいましょう。

試食会で確認しておきたいフランス料理の基礎知識

フルコース料理の基本のメニュー構成を説明します。

披露宴のフランス料理のフルコースはほとんどが今から解説するメニュー構成が基本になります。

フルコース料理のメニューの基本構成を詳しく知りたい方はこちら【これで安心】結婚式のフランス料理のメニュー構成を簡単解説を参考にしてください。

オードブル

オードブル

前菜:オードブル(仏:Hors-d’œuvre)

一番はじめに出される料理がオードブルです。

オードブルの前にアミューズメントが出ることもあります。
アミューズは「お通し」のようなものだと思ってください。

オードブルは一皿の量は少量で、胃を整え食欲を促すという役割を持っています。

コースの一番最初に出てくる料理なので、素晴らしいオードブルが出てくれば招待されたゲストが次に出てくる料理に期待を膨らませることができます。

スープ

スープ

スープ:(仏:Potageポタージュ)

結婚式のフランス料理のスープは、圧倒的に多いのはコンソメスープです。

見た目ではわかりませんがコンソメスープは出来上がるまでに時間と手間がかかる極上のスープなので、結婚式に出されることが多いです。

お魚料理

お魚料理

お魚料理:ポワソン(仏:Poisson)

お魚料理に使う代表的なもの

  • 伊勢海老
  • オマール海老
  • 真鯛(タイ)
  • 鮃(ヒラメ)

とくに伊勢海老とオマール海老とタイはよく使われます。

エビ類は「腰が曲がるまで長生きできるように」という意味が込められ、タイは「めでたい」といわれ縁起のいい魚です。

参考:結婚式のコース料理の魚料理で喜ばれるゲストを魅了するおすすめの魚

グラニテ

お口直し:グラニテ(仏:Granité)

グラニテはお魚料理とお肉料理の間のお口直しの氷菓です。

メインディッシュを美味しく食べることができるようにお口の中をリセットします。

お肉料理

お肉料理

お肉料理:ヴィアンド(仏:Viande)

メインディッシュのお肉料理です。

一番大事な一皿です

フルコースの料理はどれも大事な料理ですが、とくに一番気をつけたいのがメインディッシュのお肉料理です。

このお肉料理でゲストの満足度が決まると言っても過言ではありません。

お肉料理で使うお肉は牛フィレ肉がおすすめです。

牛フィレ肉

牛フィレ肉がおすすめの理由はこちら「結婚式のメインのお肉料理は牛フィレ肉を使ったメニューが喜ばれます」を参考にしてください。

牛フィレ肉でも種類があるので詳しく知りたい方はこちら「【知っておきたい!】結婚式のメインディッシュで使われる牛肉の違い」を参考にしてください。

ゲストのおもてなしとして最高のお肉料理は「牛フィレのロッシーニ風」という料理です。

結婚式では定番に近いくらいメニューに入っている料理です。

この「牛フィレのロッシーニ風」という料理には世界三大珍味といわれる高級食材の「キャビア」「フォアグラ」「トリュフ」のうち「フォアグラ」「トリュフ」を使った料理です。

トリュフとフォアグラ
  • フォアグラ
  • トリュフ

「牛フィレのロッシーニ風」についてはこちらに詳しく書いています。

結婚式のメインディッシュのおすすめは牛フィレのロッシーニ風です

サラダ

サラダ

サラダ:サラダ(仏:Salade)

サラダが出るタイミングは式場によって違う場合がありますが、多くの場合お肉料理と同じタイミングで出ることが多いです。

式場のオリジナルドレッシングが楽しみですね。

家庭では味合うことがないドレッシングを味わうことができると思います。

デザート

デザート

デザート:デセール(仏:Dessert)

デザートは色々種類があるので楽しい一皿ですね。

デザートが出るときに一緒にウェディングケーキも一緒に出てくる場合が多いです。

ウエディングケーキはケーキの入刀が終わると、一旦下げられ人数分にカットされます。そしてデザートがでるときにカットしたウェディングケーキもお出しします。

デザートのあとはコーヒーが出ます

披露宴の進行具合にもよりますが、コーヒーはデザートが出た直後に出てくることが多いと思います。

試食会で確認しておきたいゲストの満足度を上げる味と量のバランス

招待したゲストが料理に満足できるかできないかは味と量のバランスで決まると言っても過言ではありません。

一番難しいところです

ゲストに喜んでもらう味とは

披露宴では多くのゲストがいらっしゃいます。

料理の味はゲストの満足度に大きく影響する大きなポイントです。

万人が美味しいと思う味

多くのゲストに満足してもらう味は、だれが食べても美味しく感じる味です。

斬新な味付けは好まれません。

人によって味覚が違うので、なるべく平均的な味が好まれます。

例えば料理の中にフルーツ(くだもの)が入っているものは、「大丈夫」という人もいますが「ちょっと苦手」という人もいます。

代表的なものだと、酢豚に入っているパイナップルがわかりやすいと思います。

パイナップル賛成派と反対派に分かれますよね。

多くの人に満足いただくには万人が平均しておいしいと思う味がベストです。

以下の味には気をつけましょう。

  • 酸っぱすぎる味
  • 辛すぎる味
  • 薄すぎる味付け
  • 甘すぎる味付け

珍しい味の体験

珍しい味の体験

「万人が美味しいと思う味」と反対のことを言っているように感じるかもしれませんが聞いてください。

あまり食べる機会がない味や、初めて体験する味は記憶に残ります。

あまり食べる機会がない味とは、特別な日・記念日・招待された結婚式などでしか食べれない味です。

初めて食べる味は「美味しい」「美味しくない」はありますが、「初めて食べた!」という初体験が記憶に残ります。

フランス料理で「あまり食べる機会がない味」「初めて食べる味」と言えば、世界三大珍味と言われる高級食材「キャビア」「フォアグラ」「トリュフ」です。

この3つの高級食材の1つでもゲストにお出しするコース料理の中に入っていれば、ゲストの満足度は上がります。

初めて「キャビア」「フォアグラ」「トリュフ」を食べた人は思い出に残ります。

ゲスト
ゲスト

初めてフォアグラを食べたのはあのときだったなぁ

初めて食べたフォアグラが美味しかったらさらに思い出が深くなります。

量は満足度に直結します

量は満足度に直結します

空腹では満足は得られない

ゲストのみなさんが料理を全て食べ終わっても空腹感があると物足りなさが残り満足感が満たされません。

料理が美味しいのは絶対条件ですが、美味しくても量が少ない場合は注意が必要です。

極端な例ですが、牛肉100%のハンバーグを例にします。

  • 松阪牛100%の50gハンバーグ
  • 輸入牛100%の120gのハンバーグ

上の2つのハンバーグはどちらが食べ終わったあとに満足感(食べた感)があると思いますか?

人によって選ぶ基準は違うと思いますが、多くの人は2番の輸入牛100%のハンバーグのほうが食べ終わったあとの満足感があると思います。

1番の松阪牛100%のハンバーグは味がよく美味しいとしても、量が少ないと物足りなさが残ります。

お肉料理はある程度のボリューム(量)が必要です

お肉料理はコース料理の最後のお皿です。

この最後のお皿のお肉料理で、ある程度のボリューム(量)が必要です。

なぜかというと、披露宴ではお酒を飲むので時間が経つと食欲が増してきます。

ちょうどお肉料理が出てくる頃にはちょうど食欲が増している人も多いです。

そのためお肉料理の量が少ない場合はちょっと物足りなさが残ってしまします。

試食会で確認しておきたいシェフのこだわりの食材

こだわりの食材

シェフのこだわりの食材があると、シェフに対しての信頼度があがります。

素材にこだわることは一番重要なことです。

こだわりの美味しい素材があるからこそ、調理して更に美味しくなるのです。

式場がある場所にちなんだ食材

「地産地消(ちさんちしょう)」という言葉があります。

「地産地消(ちさんちしょう)」とは地元で生産した(採れた)ものを地元で消費することです。

地産地消は地方のレストランなどでは一般的です。

地産地消のメリットは

  • 地元の新鮮なものが使えること
  • 食材に対して安心感がある
  • 地元生産者に活気が出てより良いものが生産される

式場がある地域の特産物や名産品などが料理の中に取り入れられていたら、ゲストの思い出にもなりますし、美味しい料理になるはずです。

契約農家(契約生産者)から直に仕入れている

契約農家(契約生産者)から直に仕入れている

いい素材を手に入れる方法は生産者と直に契約することです。

生産者と直に契約するメリットは

安定した量の美味しい食材を確保できます

この生産者と自家に契約して取引を行うことで、安定した量を確保できます。

大事なことはいいものを少しでも安くお客様にとどけることです。

そのためには生産者と直に契約することが重要になります。

量を確保できるということも重要ですが、その生産者が美味しいものを生産するから契約するというのが一番の理由です。

試食会で確認しておきたい料理の見た目の印象

料理の見た目の印象

料理の見た目は重要です。

「料理は見た目が8割」「料理は見た目が全て」「料理は見た目が命」と言われるほど料理の見た目は大切です。

とくに結婚式の料理は見た目が華やかなものが良いですね。

料理を引き立てる盛り付けは「料理を目で楽しむ」ということになりますし、お祝いの席に華を添えてくれます。

料理の見た目は味にも影響します。

人は「美味しそう!」という先入観があると、美味しいものがさらに美味しく感じます。

見た目と先入観の例として

青いカレーライスを見たときはどんなふうに思いますか?

おそらく美味しそうに見えないと思います。

少し極端な例ですが、それだけ料理の見た目は影響が大きいということです。

料理の見た目について詳しく知りたい方はこちら【味に影響あり】味覚と視覚の関係でわかる料理の見た目が大事な理由を参考にしてください。

試食会ではテーブルマナーはあまり気にせずに

テーブルマナー

試食会でのテーブルマナーはナイフとフォークの使い方を覚えておけば、それほど気を使うこともありません。

あまり気を使いすぎると緊張してしまい料理の味がよくわからなくなってしまします。

ナイフとフォークは「外側から使う」と覚えましょう

テーブルにすでにナイフとフォークが複数本セッティングされている場合は、料理が運ばれてきたら外側から使います。

コースの料理はオードブルから運ばれてくるので、基本的に一番外側にオードブル用にナイフとフォークは短めのものがセットされています。

お肉料理に使うナイフとフォークは長く大きいので内側にセットされています。

間違って内側から使ってしまった場合などは、気軽にスタッフに言いましょう。

またどれを使っていいのかわからない場合もスタッフに聞きましょう。

聞くことは恥ずかしいことではないので気軽に聞きいてください

ナイフとフォークの置き方

食事の途中で手を止めてドリンクを飲む場合や、会話をするときにはナイフとフォークをお皿に「ハの字」になるように置きます。

この時ナイフは刃を内側にフォークは下向き(曲がって山になっている方を上)に置きます。

お皿の料理を食べ終えたら、お皿の右側にナイフとフォークを揃えて置きましょう。

このときも先程と同様にナイフのは内向きにフォークは下向きです。

【確認ポイント】料理の温度感は美味しさを左右します

調理場までの距離

料理は温度によって美味しさが変わります。

料理は美味しく感じる温度があるので、できるだけゲストにはベストな温度で料理を提供したほうが美味しく召し上がってもらえます。

個人差はありますが、人は体温と25℃以上の温度差があると美味しく感じます。

  • 熱い食べ物はおよそ61℃以上〜70℃
  • 冷たい食べ物はおよそ11℃以下〜5℃

熱い食べ物はおよそ61℃以上となっていますが、これは「熱々」が美味しい食べ物・料理のことです。

ご飯のように熱々ではなく温かい食べ物は含まれません(ご飯が美味しい温度帯は40℃〜50℃です。)

フルコースの料理の温度ですが、前菜(オードブル)は冷製の料理なので、ほとんど気にすることはないです。

料理の温度が気になるのはスープ、お魚料理、お肉料理です。

とくに冷めやすいのはスープです。

結婚式のフルコース料理で出されるスープはコンソメスープが多いのですが、コンソメスープは冷めやすいスープです。

どうして冷めやすいかと言うと、コンソメスープは濃度(とろみ)がないスープため冷めやすくなります。

なぜ濃度がないと冷めやすいのか。

  • カレーライスのカレー
  • 温かいうどんのつゆ

一般的なカレーライスのカレーは濃度(とろみ)がしっかりしています。

温かいうどんのつゆは濃度がありません。

どっちが早く冷めるかと言えば、温かいうどんのつゆのほうが早く冷めます。

コンソメスープも同じく濃度がないので冷めやすくなります。

同じスープでもコーンポタージュのように濃度があれば冷めにくくなります。

このように濃度には保温力が料理が冷めにくくなるのです。

しかし、冷めやすいコンソメスープも日本料理の椀物のように蓋付きの器で対応しているところが多くあります。

披露宴会場と料理が盛り付けられる場所の距離

披露宴会場と料理が盛り付けられる場所の距離

料理が冷めてしまう大きな要因は披露宴会場と料理が盛り付けられる場所の距離が関係します。

結婚式の料理が冷めやすい原因はこちら記事「結婚式のフランス料理がなぜ冷めやすいのか?お答えします」を参考にしてください。

例えば披露宴会場が2階で料理の盛り付ける場所が下の階の調理場内だとしたらどうでしょう。

温かい料理を調理場内から披露宴場まで運んでいくうちにどんどん料理が冷めていきます。

料理を盛り付ける場所が披露宴会場の隣の部屋のように近ければ、料理が冷めるリスクは減ります。

日本人は熱々のものを好むので、料理の温度はとても大切です。

オリジナルメニュー(プリフィックス)は可能か確認しましょう

試食会に行った式場がプリフィックスメニューを行っているか確認してみましょう。

プリフィックスメニューとは、コース料理の料理内容をを自分で決めるメニューです。

プリフィックスメニューはお得です。

通常はフルコースのメニュー内容は固定で数種類のプランの中から一つ選ぶというかたちです。

  • Aコース
  • Bコース
  • Cコース

しかし、プリフィックスメニューの場合は、フルコースの料理の内容を自分で選ぶことができます。

  • オードヴル:A・B・C・D・E・F・G
  • スープ:A・B・C・D・E・F・G
  • お魚料理:A・B・C・D・E・F・G
  • お肉料理:A・B・C・D・E・F・G
  • デザート:A・B・C・D・E・F・G

オードブルからデザートまでのそれぞれのA〜Gまでを自由に組み合わせてオリジナルのメニューを作ることができます。

そうすることによって

招待するゲストに合わせて自分でメニューを組み立てることができます

プリフィックスメニューはとても魅力的なメニューんなので興味があればぜひプリフィックスメニューを行っているか確認してください。

プリフィックスメニューはメニューを自由に選べるため、固定のコース料理に比べ費用が高くなることが多いです。

個別の要望にも対応してもらえるか確認しましょう

特定のメニューだけを変更可能か

ゲストに満足してもらうためにはある程度のボリューム(量)が必要です。

たとえば、最後のお肉料理だけを違うメニューに変えてもらうことができるか確認しましょう。

具体的には、コース料理の金額は同じでなるべくボリュームがある料理に変更できるかなどです。

しかし金額は同じで量を増やすとなると

  • お肉のグレード(ランク)を落とす
  • コース料理全体を少し調節

などの調整があります。

結論を言うと多少費用が上がっても変更できる場合は変更したほうが良いです。

お肉料理に使う牛肉の種類はこちら「【知っておきたい!】結婚式のメインディッシュで使われる牛肉の違い」を参考にしてください。

和牛(黒毛和牛)
国産牛
アメリカ産
オーストラリア産

ゲストのアレルギーに対応したメニュー

ゲストのアレルギーなどの対応をできるか必ずチェックしましょう。

意外と多いアレルギーが甲殻類です。エビ類やカニ類にアレルギー反応を起こす人がいます。

アレルギーを持っている人には代替の料理が必要です。

とくにお魚料理のメインのお魚が甲殻類の場合は代わりの料理をご用意してあげたほうがゲストは喜びます。

ゲストの方に遠慮なく言ってもらいましょう

【要確認】お子様用のメニューに対応しているか

お子様ランチ

お子様用の料理がしっかりしているところは信頼感があります。

小さいお子さんを連れてくるゲストにとってとても嬉しいことです。

個人的にはお子様用の料理は、「これぞお子様料理」というものがいいと思います。

コーンスープ、ハンバーグ、エビフライ、ナポリタンみたいな感じです。

そういう料理は子供は夢中で食べるので、小さいお子さんを連れたお母さんも他のゲストとゆっくりお話しながら食事ができ楽しめます。

僕が経験したのは、日本料理店で親戚の結婚式に出席し食事をしたのですが、他の親戚の子供に子供用の料理が出たんですけど、子供用の料理にサザエがありました(しかも殻付き)

やっぱり子供は食べませんでした。

わざわざ子供用に作っていただいたみたいですが、さすがに子供にはサザエより馴染みのある料理のほうが良かったと思います。

料理のランクを確認する

料理のランクを確認する

料理のランクを確認しましょう。

日本では松竹梅と3択にする文化があります。

レストランでもそうですが、コース料理の場合は3種類の中から選ぶ設定になっていることが多いです。

ご存じの方もいると思いますが、日本人は選ぶ対象が3択(松竹梅)だと真ん中の「竹」を選びます。

真ん中が一番無難だと考えるからです。

メニューを作るときはそういう心理をわかった上で、真ん中のコースが一番出ると予想しながらメニューを作っているところは多いと思います。

ということは一番力を入れているメニューは真ん中のコース料理ということも十分ありえます。

もちろん式場のメニューの作り方は式場によって違います。

一番売れるメニューはコスパが高い可能性が大です。

多くの人が同じものを食べると言うことは、それが式場の料理の評判になります。

そのため一番人気のあるコースはコスパが高い可能性があります。

試食会で確認しましょう!式を盛り上げる料理の演出は可能か

ローストビーフのカッティングサービス

ローストビーフ

ローストビーフのカッティングサービスはすごく人気のある演出です。切りたてのローストビーフを食べる機会ってあまりありませんしね。

ローストビーフをカットした切り口がおいしそうな色をしているのでテンションが上ります。

ローストビーフのカッティングサービスは人気があり式を盛り上げてくれるので、可能であれば取り入れることも検討してください。

コース料理のお肉料理のところを、ローストビーフのカッティングに変えるということです。

招待するゲストが多い場合(50人以上)はあまり向いていないサービスです。それ以上の人数はシェフと相談してください。

ローストビーフのカッティングサービスが可能な場合は料理の費用が上がります。※式場により違います。

チョコレートファウンテン

チョコレートファウンテン

女性とお子様におすすめはチョコレートファウンテンです。

チョコレートファウンテン:溶かしたチョコレートを噴水状に流すもの

お子様にはいい思い出になること間違いなし!です。

チョコレートファウンテンがオプションとして可能なら検討してみましょう。

シェフ(式場)のスペシャリテ

スペシャリテ

スペシャリテとはシェフが最も得意な料理のことです。またはそこで伝統的に作られている料理です。

わかりやすく言うと、「日本橋のたいめいけんにタンポポオムライスを食べに行こう!」という感じです。

その店の看板メニューですね。

試食会に行った式場のシェフにスペシャリテがある場合は、その料理がフルコースの中のメニューに入っているか確認しましょう。

シェフが作るスペシャリテが有名でメディアなどに出ている場合は、スペシャリテをゲストに食べてもらいたいですね。

話題性のある料理は美味しさに付加価値をつけるので、ゲストが喜びます。

「あそこの式場で、あの料理を食べれた」と思い出にも残るはずです。

式の当日にシェフのメニュー説明はあるか

メニュー紹介

披露宴当日に食事が始まる前にシェフがみなさんの前でメニュー説明をするところがあります。

最初にメニューの説明をやると、料理のグレードが一気に上がったような感じになります。

新郎新婦が料理にこだわって選んだことをうかがい知ることができます。

もし、その式場でそういうことをやっていない場合は、料理の説明を当日やってくれるか聞いてみてください。

おそらくやってくれると思います。

試食会の料理は頂く前に必ず写真に残しておきましょう

スマホで撮影

試食会に数回行く予定の場合は必ずスマホで料理の写真を撮って記録に残しましょう。

今はスマホがあるので便利です。

人間の記憶は曖昧なので、料理の写真は必ず撮りましょう。

料理の写真を撮っておけば他の試食会の料理と簡単に比較することができます。

撮った写真を見ることで味も思い出せます。

試食会に行って式場のいいところも写真で撮ることができるので、パンフレットには載っていない自分目線の写真を撮ることができます。

写真だけではなく動画も撮れますし、メモを書き留めることもその場でできます。

スマホをフル活用しましょう!

なんで無料で試食できるの?

試食会はなぜ無料なのか。

一部有料の場合もあります。

結婚式場の売上を挙げるには、結婚する人をたくさん集め結婚式を数多く上げてもらうことです。

そのためにはブライダルフェア定期的に行って結婚予定のカップルに多く参加してもらいたいわけです。

結婚式の料理はとても重要なもので、料理によって式場を決める理由にもなります。

試食会を無料にすることは式場のPR・宣伝あるいは先行投資なのです。

ブライダルフェアに参加するカップルは結婚式を挙げる前提で参加しているので、あとは式場がどうアピールするかだけです。

今では無料の試食会が普通になっているので、仮に試食会を有料にした場合はどうでしょうか。

それだけで機会損失になってしまい結婚式場の売上に影響します。

なので基本的に試食会は無料なのです。

試食会で確認しておきたいポイントのまとめ

予備知識をつければゲストに満足してもらえる料理を選ぶことができます。

試食会に行くときに何も料理のことがわからない状態より、結婚式のフルコース料理のメニュー構成がわかるだけでも試食会の料理の見方が変わります。

料理に関して確認したいことを事前に知ることで、試食会に行ったときに質問することができます。

せっかく行った試食会なので確認したいことは積極的に質問しましょう!

そして少しでも招待したゲストに喜んでもらい満足していただける理想のおもてなし料理にしましょう。

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元料理人のWebデザイナー
料理業界で約18年間働いていた経験をもとに結婚式の料理についてみなさんが参考にできる記事を提供します。
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