飲食店に予約をしないで行って不満をもった経験はないですか?

- 待ち合わせで行ったら貸し切りだった
- 楽しみにして行ったら臨時休業だった
- 狭い席に座らされた
- 料理がなかなか出てこなかった
- 支払いが現金しか使えなかった
飲食店には予約せずにいくと思わぬ損をすることがあります。
なぜなら予約されたお客様が優先され行きたいお店の状況がわからないからです。
この記事では18年間料理業界で働いてきた元料理人の経験を元に、飲食店に予約をしていくことのメリットをお話します。
この記事を読めば、これからは飲食店には予約して行くようになると思います。
飲食店に予約することはメリットでしかないと言っても過言ではありません。
飲食店に予約していくメリット
飲食店に予約しないで行くと、予期しないことがおこり不満を持ったことがある人は意外と多くいます。
そして不満を持った人はその時に「予約すればよかった」と思います。
でもその時は、「時既に遅し」の状態です。
裏を返せば飲食店に行く場合は予約をすれば、今まで予約をせずに行って不満を持ったことがなくなるということです。
飲食店に予約をして行けばメリットがたくさんあります。
飲食店に予約をすることはメリットしかないと言ってもかごんではありません。
行きたいお店の状況を知ることができます
- 予約当日は営業しているか休業かを知ることができる。
- 席の空き状況の確認が取れる
予約を入れることで、当日の営業状態や席の空き状況など事前に確認できるので、予約無しでお店に行ったら貸し切りで入店すらできなかったということはなくなります。
また当日予約無しでお店に行ったら臨時休業でがっかりしてお店の前で貼り紙をジット見ているようなことはなくなります。
この2つの失敗はよくありますね。
「エ〜ッ、マジで〜!」ってなりますよね。かなりガッカリします。
結局、他の店を探す羽目になってしまって時間は無駄になるし、行きたいお店に行けなかったことでテンションも下がり気味になってしまいます。
予約をすればガッカリすることがなくなります。
いい席に座れる確率が高くなります

いい席に座れます。これはとてもお得です。
例えばレストランに12月24日クリスマスイブにクリスマスディナーを19時に予約した場合。
そこのお店が夜景がきれいに見えるレストランだとしたら、そのレストランで一番夜景がきれいに見える席を用意いてもらえる可能性が高くなります。
それがもし予約せずにそのレストランに行った場合はどうでしょう?
席がいっぱいで出口に近い席やトイレに近い席を案内される可能性が大きくなります。
せっかくのクリスマスイブのクリスマスディナーですから眺めのいい席がいいですよね。
予約を入れるか入れないかで、案内される席がかなり変わってきます。
他にも個室ありの居酒屋などでも予約をすれば個室を指定しておくことで、個室を使えます。
運良く個室を使っていた先客がお帰りになった場合は別ですが、個室は人気が高いので、お店の開店時間が経てば経つほど個室を使える確率は限りなくゼロに近くなります。
予約することで最上の調理や接客を受けれるようになります

これは飲食店全てに共通していますが、お店側は事前に予約の日時とメニューが決まっていることで、すべての準備が予約の日時に合わせて行うことができます。
来店日時やメニューが決まっていると、お店側(調理場・ホール)はかなりスムーズに仕事することができます。
これから話すことを聞いたらこれからは必ず予約したほうがいいと思うはずです。
予約のある日時のメニューに合わせてすべての準備ができると、料理を作る側は仕事がやりやすく最上のものを提供することができます。
調理がスムーズで料理の美味しさが一段あがります
予約を入れると、料理が一段美味しくなる事が多いです。
なぜなら予約日時が決まっていると、調理をする準備を事前に整える事ができるからです。
お客様の料理を作る場合、前もって準備ができることはとても重要なことです。
前もっての準備って仕込みのことじゃないの?って思うかもしれませんが、この場合の「前もっての準備」と「仕込」は別の話です。
事前に準備をするということは、お客様が来店したらベストの状態で調理にとりかかれるということです。
例えば、お魚やお肉を美味しく焼くには、お魚やお肉を焼く前に常温にしておくことが鉄則です。
これは素材に対して火がスムーズに入るためです。
素材を常温に戻さず火を入れた場合は、極端に言えば「牛肉のたたき」状態になってしまいます。これは中は生で外側だけ火が通っている状態ですね。
レストランではそういう焼き方ではなく、外側から中心までなだらかに火を通すように焼きます。お肉を切ったときにグラデーションになっている状態です(ローストビーフの状態)
お魚を焼く場合は、身の中心が生か生ではないかわからないぐらいの状態で仕上げたいのでこれも予め素材を常温にしておく必要があります。
ここで説明した素材を常温にすることが理想の形ですが、調理場が急に忙しくなって混乱していると、最高の状態を目指して火を入れることが難しくなってしまうことがあります。

難しくなっても限りなく最高の状態を目指して調理します!
こういうリスクが予約をすることによってなくすことができます。
料理を作る側からすると予約された料理を作るのはホント作りやすいです。
接客が優先されます

予約されたお客様は優先されます。
理由は、一言でいうと予約されたお客様はありがたいお客様なのです。
もし自分で飲食店を運営していたらどうでしょう。
要するに、単純にお客様が来なければ売上は立ちません。
予約してもらえればその日の予約された分の売上は約束されます。
そういうことからも予約すると優先されます。
仮に予約されたお客様が優先されなかったらどうでしょうか。

なんで予約したのに優先されないの?予約した意味がないじゃないの!
こういう不満が生まれてしまします。
こうなると次のご来店は期待できなくなります。
予約のお客様は売上に大きく関わってくるのです。
お店側からのサービス
記念日にお店を予約すれば、お店側から記念にちなんだデザートのサービスが受けられることが多いです。
誕生日や記念日は積極的に予約することをおすすめします。
予約方法

予約はなるべく早く入れるようにしましょう。
当日の予約は取れないことがあります。
- 予約サイトから予約
- お店のホームページから予約
- お店に電話で予約
予約サイトから予約
予約方法で一番オススメする方法がネットで予約サイトからの予約です。
予約サイトからの予約のメリットは、なんと言ってもポイントやクーポンなどの割引と予約特典です。

チェーン展開している店舗の予約は予約サイトを使ったたほうがお得です!
お店のホームページから予約
予約したいお店が予約サイトに掲載されていない場合は、お店のホームページから予約します。
お店のホームページに予約フォームが設定されていると、予約内容がそこから入力できるので安心ですし、24時間予約可能なのがメリットです。
テキストの予約なので、伝え間違えがあれば確認のメールで間違えに気づくことができるのですぐに伝え間違いを訂正することができます。
お店に電話で予約
予約の電話かける時間
飲食店が一番電話に出やすい時間帯はアイドルタイムです。
昼夜営業している飲食店のアイドルタイムはランチが終わって、夜の営業が始まる前になるので、その時間帯になるべく電話するようにしましょう。
電話予約で気をつけること
電話予約の場合は通話での予約となるため、必ずメモを取るようにしてください。
予約内容は予めしっかりと決めておくことがスムーズに予約できるコツです。
- 人数
- 予約日時
- メニュー・料理
- 個室の使用
- 支払いの種類(クレジットカード・電子マネー)
- 飲み放題の確認
- 予約をキャンセルする場合
- 伝え漏れのないように予約内容を伝えましょう。
伝え漏れのないように予約内容を伝えましょう。
まとめ
飲食店に予約することはメリットでしかありません。
今まで飲食店に予約をしないで行ったことで不満をもった経験はこれから予約をすることで過去に受けた不満は解消されさらにメリットを手に入れることができます。
予約を入れたことで誕生日や記念にお店側から記念日にちなんだサービスやサプライズがあるのは予約入れたからこそのメリットですよね。
予約を入れることはお客様にも飲食店側にもメリットでしかありません。
これからはぜひ飲食店に行くときは予約を入れてみてください。
飲食店に予約する場合、とくにコース料理を予約する場合は、一週間先や一ヶ月先まで予約が取れないところがおすすめです(料理が美味しので予約でいっぱい)
予約がいっぱいで予約が数日先でしか取れないということは、完全予約の状態です
完全予約の状態で全席が埋まっている状態は、お店側は全て予約に合わせて準備・段取りができます。
完全予約の状態は段取りよくスムーズに仕事が流れるので結果的に予約したお客様にも良いサービスができます。